日本工業経済新聞社(埼玉)
2019/08/30
【埼玉】関東整備局が第10回出展技術発表会を開催
関東地方整備局は29日、さいたま新都心合同庁舎1号館2階講堂で第10回出展技術発表会を開催した。企画部技術調査課の米沢拓繁課長補佐が整備局における2019年度の入札・契約、総合評価(工事)の実施方針をテーマに講演したほか、4者が地盤改良をはじめとする生産性向上に関する施工技術の取り組みについて情報を提供した。
発表会に先立ち、関東技術事務所の国頭正信副所長は「技能労働者の高齢化により離職者が増えていき、現在と同じ水準で生産性を上げることは困難になる。そのような中で、ICT施工導入を推進してきた。大手と中小企業では状況が異なっており、中小企業の支援をしていかなければならない」とあいさつした。
出展技術発表会はきょう30日にも開かれ、企画部技術管理課の渡辺郷史課長補佐が整備局における19年度の入札・契約、総合評価(業務)の実施方針をテーマとして説明するほか、3者が生産性向上に関する取り組みの発表を行う予定。