北陸農政局は11日付で、新潟市西区五十嵐二の町および五十嵐三の町地内「新川流域二期農業水利事業 新川河口自然排水樋門ゲート設備製作据付工事」をWTO対象の一般競争入札で公告した。申請書は29日まで受付、20年1月22日に開札する。標準A型総合評価方式の適用工事。
主な資格は、鋼構造物工事の競争参加認定を受け、過去15年以内に同種工事(ゲート据付製作工事、規模問わず)の施工実績を有していることなど。
国営新川流域二期土地改良事業計画に基づき、新川河口自然排水樋門のゲート設備を更新する。概要は2号洪水吐ゲート1門、1号洪水吐ゲート開閉装置2台、土砂吐ゲート1門、鋼製付属設備一式、電気設備1門分、管理橋上部工1橋。工期が23年2月24日まで。
新川自然排水樋門建設工事は同局初の技術協力・施工タイプ(ECI)による技術提案・交渉方式を適用。技術協力業務の契約を締結し、別途契約済みの設計業務に技術提案を反映させながら、施工の価格交渉を実施する。施工者の技術力とノウハウを設計段階から投入することで、コスト縮減や工期短縮を図るのが目的。技術協力業務は鹿島が担当。土木・建築工事も同社が担う。