京都市は、南区久世殿城町付近で高度地区を変更する。
対象は、国道171号と都市計画道路向日町上鳥羽線の交差する久世殿城中交差点付近から西側。潟Gスラインギフ京都支店、野崎印刷紙業株京都第二工場、関西電力褐日町変電所などがあるエリア。
高度地区は、現行の20m第5種高度地区から「31m第3種高度地区」に変更する。なお用途地域は工業地域(建ぺい率60%、容積率200%及び建ぺい率60%、容積率300%)。
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街路事業向日町上鳥羽線
総事業費25億円を投入 京都市は、新規に採択する公共事業のうち、10億円以上の事業について、担当局が設置した評価委員会で評価する公共事業新規採択時評価において、建設局所管の街路事業向日町上鳥羽線を評価。A(緊急かつ戦略的な整備が必要な事業)とする評価結果を平成31年3月に公表した。
街路事業向日町上鳥羽線は、事業区間が京都市南区久世殿城町で、延長L520m、幅員W15m〜18m(両側歩道)。総事業費は25億円。
JR向日町駅へのアクセス道路となる向日町上鳥羽線の未整備区間(国道171号〜向日市域)を整備するもので、事業区間の整備により、向日町上鳥羽線の全区間が完成することとなる。
ルートは、国道171号との交差点(久世殿城中交差点)付近からJR向日町駅東側付近までで、途中で関西電力褐日町変電所の南側を通過する。
令和元年7月19日付で京都府は、京都市の都市計画道路事業向日町上鳥羽線の事業認可を告示した。
事業施行期間は令和元年7月19日から令和11年3月31日まで。