四万十市は、愛育園ともみじ保育所を統合し、新たに「公私連携型保育所、公私連携幼保連携型認定こども園または公私連携保育所型認定こども園」を建設する。現在、運営事業者となる法人の募集を開始しており、11月中に法人候補を決定した後、2020年3月までに公私連携法人として指定。同法人が20年度に実施設計、建築工事を順次発注し、21年4月の開園を目指す。
規模の詳細については、現在募集中の公募型プロポーザルでの提案に基づき、基本設計の中で決めていくが、基本事項として、ユニバーサルデザインを用いた2階建てまで(地下は不可)の施設とすることや、ブランコ、すべり台、ジャングルジムといった遊具やプールを設置することなどを求めている。なお総定員は150人以上で、ゼロ歳児から5歳児までを受け入れる。
公私連携型保育所(認定こども園を含む)とは、市が設置・運営主体である民間法人(公私連携法人)と連携し、土地・建物など設備の無償または廉価による譲渡・貸付など設置の支援を行うと友に、人員配置や提供する教育・保育など運営に関与し、適正な運営が行われるよう協定を締結して担保する保育所のことを指す。
建設地は中村東町1ノ23の敷地面積約4600平方b。
提供:建通新聞社