熊本地震等による7月末時点の災害復旧事業の進捗状況(県・市町村)は、全体件数1万162件のうち竣工8022件(78・9%)、工事中1404件(13・8%)で、未着手は736件(7・2%)となっている。未着手のほとんどは市町村工事。9月24日の県議会建設常任委員会で執行部が報告した。
県工事は、公共土木施設1404件のうち未着手1件、農業用施設は218件のすべてで完了もしくは工事中。大切畑ダム災害復旧を除き、本年度中の完了を目指している。
市町村工事は、公共土木施設が3504件のうち竣工3146件、工事中305件で、未着手53件。農業用施設は、5036件のうち竣工3458件、工事中896件で、未着手は687件となっている。
県工事で唯一未発注の砂防災害復旧については、「資材搬入のめどがついたことから10月に着手する予定」と報告。市町村工事も早期完了に向けて引き続き支援していくと説明した。
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