立山町は9日、芦見・白岩地内「立山ブランド海外展開戦略拠点施設整備建築主体工事」を指名競争で開札し、2億8850万円で新栄建設・菅原建設JVに落札した。
工事概要はS造2階建て延べ約1500平方メートルに係る建築主体一式。施設内には日本酒貯蔵庫や展示コーナー、商談室、酒造ツーリズム用の研修施設などを配する。予定価格は2億8940万円。工期は20年3月25日まで。基本設計は隈研吾建築都市設計事務所(東京都港区)、実施設計・監理は三四五建築研究所が担当。
同施設の隣接地(敷地面積約6700平方メートル)には白岩酒造(富山市)が日本酒醸造所や酒米を栽培する水田を設け、醸造所(平屋一部2階建て延べ約2300平方メートル程度)を計画している。設計は隈研吾建築都市設計事務所。