東京都建設局東部公園緑地事務所は篠崎公園A地区で、用地取得によって公園整備が可能になった約1・2fの基本・実施設計に着手する。開園している区域との接続に配慮しながら、新たに整備する施設や植栽などの場所、工法、施工時期などを検討し、詳細をまとめて工事費を算出し、数量計算書を作成するなどして工事発注の条件を整える。10月11日申請締め切り、11月7日開札の希望制指名競争入札を経て業務を委託する。
江戸川沿いに西方向に広がる篠崎公園(江戸川区、全体計画面積86・8f)には、区域の北側に位置するA地区に野球場や小野球場、テニスコート、多目的広場、児童遊園、和風広場、駐車場、バーベキュー広場などを配置。鹿骨街道を挟んだ南側のB地区に野球場や江戸川区少年野球場、児童遊園、ドッグラン、駐車場などを整備し、これまでに計30・2fを供用している。
新たに公園整備を行うのはA地区の西端で、児童遊園や和風広場の南側に面する約1・2fの区域。スポーツレクリエーションエリアに位置付けられているA地区の特性を踏まえながら、敷地内を造成し、植栽や園路などを整備する方針。供給処理設備などの整備も視野に、植栽や施設などの位置・規模・規格・意匠などを検討し、概略構造などを固め、概算工事費を算出する。
その後、これら設計対象物の施工位置、細部構造、形状寸法、材質、工法、施工時期など詳細を検討して実施設計にまとめ、工事発注に必要な数量計算書を作成する。納期は2020年2月28日。
提供:建通新聞社