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北海道建設新聞社
2019/10/07

【北海道】道央廃棄物処理組合の新焼却施設 日立造船などJVが落札

 道央廃棄物処理組合(千歳市美々758の54、管理者・山口幸太郎千歳市長)は9月30日、設計・施工一括で発注していた、新焼却施設建設を一般競争入札し、日立造船・五洋建設・丹波組共同体が1回目、105億8000万円(税抜き)で落札した。10月上旬に仮契約を結び、11月15日開会予定の第2回定例会で議決を経て、実施設計に着手する。

 建設地は千歳市根志越2532の11ほかで、敷地面積は4・29ha。工期は2024年7月31日までとする。ドーコンに依頼した基本設計段階の規模はRC造、延べ約4300m²。階数は実施設計で固めるが、ごみを投入するプラットホームを2階に想定している。

 煙突の高さは59m。処理能力は1日当たり158dで、全連続燃焼式ストーカ方式。敷地内には焼却施設のほか、雨水調整池や計量所、駐車場を設ける。

 入札にはこのほか、JFEエンジニアリング・岩田地崎建設・中山建設共同体、荏原環境プラント・青木あすなろ建設・中和建設共同体、三菱重工環境化学エンジニアリング・中山組・弘和建設工業共同体が参加。予定価格は143億円(税抜き)だった。