焼津市は、焼津体育館の再整備に向け、地元関係者、スポーツ関係者、有識者らで構成する「焼津体育館再整備検討委員会」によって、再整備プラン(基本構想・基本計画)の策定を進めていく方針を示した。
開館から50年が経過し、施設の老朽化が著しく、再整備が求められていたことから策定する。併せて、2020年3月末までの納期で、基本構想・計画策定を地域まちづくり研究所(静岡市葵区)が担当している。主に建設候補地、規模、機能などを検討する。
現在の規模は鉄骨鉄筋コンクリート造3階建て延べ2398平方b。建築は1964年。場所は焼津2ノ7ノ3。館内にはバレーボール、バスケットボール、バドミントン、インディアカ、テニス、フットサル用のコートがある。
19年度内には、2回の会議や提言書の作成・提出などを予定している。
7月に実施した市民アンケートでは、「現施設に満足しているか」の質問内容のうち、「やや不満」「不満」が41・7%だった。トイレの老朽化や和式便器、駐車場の狭さ、冷暖房や照明設備の機能不足―などの意見が多く挙がっている。
また、新たな施設として、「アリーナ」「トレーニング室」「卓球場」「ランニングコース」「プール」など、付属施設には「更衣室」「シャワー室」「自販機コーナー」「休憩コーナー」「会議室」などの整備が望まれている。
提供:建通新聞社
(2019/10/7)
建通新聞社 静岡支社