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日刊建設工業新聞
2019/10/03

【鳥取】270人で記念式典/130周年と新庁舎祝う

 鳥取市制施行130周年と新本庁舎の完成を祝う記念式典が1日、新本庁舎で開かれた。式典には270人が参加。深澤義彦市長は、鳥取市制130年の歴史を紹介した後、「新本庁舎が完成し、10月15日から順次業務を開始する。改めて斬新なアイデアに基づいた設計、安全に施工いただいた工事関係者をはじめ、庁舎建設に携わられたすべての関係者に深く感謝します。新本庁舎の開庁が市民の安全を守る防災の拠点として、また本市の飛躍・発展の礎となるよう市政の推進に取り組みたい」とあいさつ。
 石破茂衆議院議員は「いつも時代を変え、国を変えるのは地方だと思っている。東京一極集中の仕組みを地方から変えなければならない。新しい本庁舎を拠点として新しい日本を作る鳥取市であってほしい」。舞立昇治参議院議員は「鳥取市民の皆さんが住んで幸せな地域を作っていくために、行動する人を増やしていくが重要。できることは何でも応援したい」。平井伸治知事は「鳥取市130年の歩みは決して平坦なものではなかった。困難を乗り越えて今日がある。それが鳥取市民の宝であり、未来への希望でもある。これからますます鳥取市が発展することを祈りたい」とそれぞれ祝辞を述べた。
 市制施行130周年記念式典では、叙勲受章者36人に記念品が贈呈されたほか、市政功労者33人、特別功労者20人を表彰した。
 新本庁舎完成記念式典では、設計者と施工者に感謝状を贈呈。施工業者を代表して東洋建設の川述正和副社長が「多くの皆様の協力をいただき今日の日を迎えることができた。将来にわたりこの庁舎を一緒にお守りしていきたい」と謝辞を述べた。この後、鏡開きして市制130周年と新庁舎の完成を祝った。
 新本庁舎は10月15日に主に1・2階の部署が業務を開始。段階的に移転し11月5日に全面開庁する。都市整備部は10月28日、農林水産部と検査契約課は11月5日から新本庁舎で業務を開始する。また4日と5日には市民向けの完成見学会を行う。事前申し込みは不要で、時間は午前10時から午後5時まで(最終入場午後4時)となっている。

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