倉敷市は、老朽化した総合福祉会館と老人福祉センター有城荘、倉敷児童館を整理統合し、(仮称)新福祉会館を整備するため、9月補正予算案に倉敷児童館の解体工事費7270万円を計上した。10〜11月ごろに解体工事を発注し、年明けに着工する見通し。
解体する倉敷児童館の規模は、鉄筋コンクリート造2階建て延べ791平方b。併せて設備の切り替えも行い、20年7月ごろまでに解体工事を終える予定。
新福祉会館の規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ2090平方b程度を想定。障害者福祉サービスを行うふじ園(現総合福祉会館2階)や老人福祉センター、児童館の機能を持つ複合施設とする。所在地は有城710で、敷地面積3841平方b。
今後のスケジュールは、20年9月に有城荘(鉄筋コンクリート造平屋748平方b)の解体と部分使用するための設備の切り替えなどの改修、仮設駐車場の整備を行う。その後、21年3月にも新福祉会館新築に着手し、22年4月の仮オープンを目指す。22年4月から総合福祉会館(鉄筋コンクリート造4階建て延べ2761平方b)を解体し、23年3月から駐車場(100台)や外構工事を実施し、同年10月ごろに完全オープンする。
基本・実施設計は、丸川・青木設計JVが12月27日の納期で進めている。
「提供:建通新聞社」