トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

日刊建設工業新聞
2019/10/01

【鳥取】主要・一般資材単価全面改定/コンクリート2次製品が上昇

 県土整備部は9月27日、公共工事の設計積算に活用する「土木工事実施設計単価」を全面改定した。10月10日以降の調達公告から適用する。
 年度当初の4月と10月は全面改定月。主要資材と一般資材の価格変動を踏まえ、最新の市況価格に入れ替える。
 主な変動資材は、今年2月に値上げになったコンクリート2次製品が実勢価格に浸透し、歩車道境界ブロックなどの製品が一斉に上昇する。また、等辺山形鋼など鋼材類が値下がりし、スクラップの鉄くずは1d当たりの売却単価が2500円下落する。
 今回の改定単価は一般財団法人建設物価調査会の建設資材価格調査報告書(月例報告)による実勢単価、「建設物価(10月号)」に基づいて設定した。
 主な変動資材は次の通り。カッコ内は変動率。
▽等辺山形鋼=1d当たり2000円下落(マイナス1・9%〜マイナス2・1%)
▽溝形鋼=1d当たり2000円下落(マイナス1・8%〜マイナス2・2%)
▽H型鋼=1d当たり2000円下落(マイナス1・8%〜マイナス2・3%)
▽グレーチング(自由勾配側溝)=1枚当たり360円〜4900円上昇(4・9%〜5・6%)
▽スクラップ 鉄くず=1d当たりの売却単価2500円下落(マイナス15・1%)
▽スクラップ ステンレス=1`当たりの売却価格10円上昇(16・7%)
▽ネジ節異形棒鋼=1本当たり80円〜350円上昇(4・7%〜5・5%)
▽歩車道境界ブロック=1個当たり80円〜610円上昇(7・0%〜7・5%)
▽鉄筋コンクリートL型=1個当たり50円〜120円上昇(2・9%〜7・4%)
▽地先境界ブロック=1個当たり30円〜40円上昇(3・3%〜3・7%)
▽張りブロック=1個当たり170円〜250円上昇(12・6%〜13・4%)
▽鉄筋コンクリートU型=1個当たり60円〜610円上昇(5・6%〜12・9%)
▽鉄筋コンクリートU型蓋=1個当たり50円〜340円上昇(5・0%〜5・6%)
▽側溝蓋=1個当たり290円〜620円上昇(12・5%〜12・9%)
▽道路用鉄筋コンクリート側溝=1個当たり60円〜1200円上昇(3・2%〜5・6%)
▽自由勾配式側溝=1個当たり300円〜5000円上昇(2・5%〜3・8%)
▽粗面ブロック(米子、日野地区)=1平方b当たり1000円上昇(17・9%)
▽コンクリート積ブロック 滑面(米子、日野地区)=1平方b当たり1100円上昇(20・4%)

日刊建設工業新聞