敦賀市は1日、公募型プロポーザル「金ヶ崎周辺官民連携事業等実現可能性調査業務委託」について、契約相手方候補者に三菱総合研究所(東京都千代田区)を選定したことを明らかにした。
金ヶ崎周辺施設整備基本計画に定める飲食・物販機能を有する施設整備にあたり、その整備手法として、民間活力の導入可能性を検討するとともに、既存施設を含めた金ヶ崎周辺のエリアマネジメント手法の検討及び実現可能性を調査する。国土交通省の先導的官民連携支援事業(第2次)の採択を受け選定。
プロポーザル募集要項によると、業務内容は▽包括管理運営(エリアマネジメント)手法の検討=先進事例調査、対象エリア内の観光関連施設・関連団体へのヒアリング調査、基本方針の作成、モデルプランの作成、事業スキームの検討、公募要件及び公募方式の検討▽PPP手法を導入した官民連携施設整備における事業スキームの構築=先進事例調査、基本方針の作成、モデルプランの作成、事業スキームの検討、資金調達スキームの構築、公募要件及び公募方式の検討▽サウンディング調査の実施▽マーケティング戦略の作成=商圏に対する来街意向WEBアンケート調査等の実施、金ヶ崎周辺における将来の来街者数の推計、当該事業における収支の試算▽金ヶ崎周辺エリア活性化方策・事業推進計画の検討=事業スケジュール(年度・全体工程表)の作成など▽報告書等の作成―。なお、官民連携施設(新規)は飲食・物販施設(敷地約3000平方メートル)を対象に計画される。
業務履行期間は20年3月9日まで。