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北陸工業新聞社
2019/10/01

【石川】輪島穴水環境組合/DBO方式を選定きょう公表/ごみ焼却施設の特定事業 

 輪島市穴水町環境衛生施設組合は1日、新ごみ焼却施設に関する「輪島市・穴水町地域エネルギー回収型廃棄物処理施設整備運営事業」について、特定事業の「DBO方式」(設計・施工、管理・運営一括発注)として選定し、客観的評価結果を公表する。
 DBO方式では、組合による公設公営方式と比較し、長期の事業期間を通じた財政負担の縮減(5・22%)を見込めることや、公共サービス水準の向上、民間事業者による効果的・効率的なリスクコントロールなどが期待できると判断し、特定事業とした。
 ごみ焼却施設は、石川北部RDFセンター(志賀町)が22年度末で事業を終えることを受け、輪島市門前町の輪島・穴水地域RDFセンターに隣接する旧斎場跡地に建設する。1系列准連続式で1日当たりの処理能力は35トン、年間処理量は9800トンを見込む。炉型式はストーカまたは流動床方式。
 今後、DBO方式の公募型プロポーザルの手続きを進め、今年度内の優先交渉権者決定を予定する。22年12月の完成、23年1月の供用開始を見込む。運営・維持管理期間は20年間。
 発注支援、生活環境影響調査の各業務は中部設計が担当。

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