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建通新聞社
2019/10/01

【大阪】近畿地整 19年度下半期発注予定を公表

 国土交通省近畿地方整備局は、10月以降に発注、公告する工事と業務の発注予定を10月1日に公表する。工事は336件で、このうち136件を新たに盛り込む。建設コンサルタント業務等は220件のうち、新規124件を追加する。工事の新規案件のうち、WTO対象案件は「西舞鶴道路境谷トンネル他工事」「大阪湾岸道路西伸部六甲アイランド第三高架橋PE5他下部工事」の2件だ。
 工事の入札方式は全て一般競争入札。工種別では公表済みを含み、一般土木の172件が最も多く、維持修繕74件、アスファルト舗装14件、通信設備と法面処理各12件、造園と機械設備各11件、プレストレストコンクリート7件、鋼橋上部と建築各6件、電気設備5件、受変電設備4件、河川しゅんせつと塗装各1件の内訳。
 WTOの追加案件のうち、西舞鶴道路境谷トンネル他工事は上り線139bのトンネル1本を施工。発注規模は6億8000万円以上15億円未満。第4四半期の入札予定だ。
 大阪湾岸道路西伸部六甲アイランド第三高架橋PE5他下部工事はICT活用工事の対象で、道路土工、鉄筋コンクリート橋脚(鋼管ソイルセメント杭)を施工する。発注規模は6億8000万円以上15億円未満。第4四半期の入札を予定している。
 この他、発注規模3億円以上6億8000万円未満の本官工事で、千旦樋門修築工事(和歌山市)を第4四半期に入札する。
 業務は公表済みを含み、一般競争14件、通常型指名競争63件、簡易公募型競争111件、随意契約2件、簡易公募型プロポーザル29件、標準プロポーザル1件を予定。業務種別では土木コンサル101件、補償関係コンサルタント51件、測量31件、建築コンサルタント25件、地質調査12件となる。
 追加案件では、通常型指名競争で▽大阪府警察学校講堂改修設計▽大阪第3合同庁舎設備改修設計▽淡路地区海岸ゾーン管理棟詳細設計―など、簡易公募型競争で▽兵庫障害者職業能力開発校本館他設備改修設計(総合評価落札方式)▽大阪障害者職業能力開発校管理訓練棟他設備改修設計(同)▽大阪湾岸道路西伸部ポートアイランド地区第二高架橋詳細設計(同)▽同第三高架橋詳細設計(同)▽野洲栗東バイパス大橋地区他橋梁詳細設計(総合評価落札方式、BIM・CIM活用対象)▽五條新宮道路風屋川津2号トンネル詳細設計(総合評価落札方式)―などを予定している。

提供:建通新聞社