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建通新聞社(中部)
2019/09/30

【岐阜】美濃加茂市の新庁舎 BTO検討 最終答申案は11月15日

 美濃加茂市は、新庁舎整備のPFI導入で民間事業者が建設と維持管理を行うBTO方式を検討する。9月13日に開かれた第9回美濃加茂市未来のまちづくり委員会(海道清信委員長)で、検討事案として挙げられた。
 最終答申案は11月15日に開かれる第10回委員会で決定する。その中で、事業方式やフロアの配置案を決める。市長には12月に提出する予定だ。その後の事業スケジュールに関しては未定となっている。
 現庁舎は老朽化や狭隘(きょうあい)化が進んでいることから建て替える。新庁舎の建設候補地は美濃太田駅南側の市有地で、現在は道路や駐車場、商業ビル(シティホテル美濃加茂)の敷地となっている。実際に建設が決定した場合、商業ビルは取り壊す。現庁舎跡地は新庁舎完成後、交流施設を整備する案が出ている。
 新庁舎の想定規模は延べ約7000平方b。複数棟に分かれる場合、規模は拡大する。
 現庁舎の本館は鉄筋コンクリート造地下1階地上4階建て延べ3494平方b。西館が鉄筋コンクリート造5階建て延べ1671平方b。所在地は太田町3431ノ1。
 基本計画は美濃加茂市未来のまちづくり委員会で検討を進めており、協議された内容を反映して玉野総合コンサルタント岐阜事務所(岐阜市)が2020年3月20日までにまとめる。

提供:建通新聞社