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日刊建設タイムズ社
2019/09/26

【千葉】樋野口機場の改築検討/県東葛飾土木/機能確保の最適案選定/公募型指名競争を公告

 県東葛飾土木事務所は24日、「県単水防委託(樋野口排水機場旧機場改築検討)」の簡易公募型指名競争入札を公告した。老朽化した樋野口排水機場の既設ポンプ施設について、ライフサイクルコストに優れた方策により機能確保を図るため検討を行う。委託業務の内容は機場の予備設計一式。排水量は5m3/S。
 応募資料の提出は来月7日まで受け付け、同17日に資格審査の結果を通知し、11月7日に開札する。履行期限は来年3月19日。予定価格、最低制限価格は事後公表。
 応募資格は▽過去10年間に企業の同種業務(排水量5m3/s以上の河川排水機場の予備設計)の実績がある者▽過去10年間に配置予定管理技術者の同種業務(同)の管理技術者としての経験がある▽配置予定管理技術者の現在の手持ち業務量が10件未満かつ4億円未満――など。
 同業務は、老朽化した樋野口排水機場の既存のポンプ施設について、2017年度に実施した「河川管理施設機能確保及び県単河川改良合併委託(樋野口排水機場更新検討)」の検討内容を踏まえ、機能確保を図る方策を検討する。
 委託箇所は、一級河川利根川水系樋古根川松戸市樋野口地先。樋野口排水機場の位置は松戸市樋野口656番地先。既存のポンプ施設は2・5m3/s×2台(5・0m3/s)。17年度の検討業務は三井共同建設コンサルタント(千葉事務所・千葉市中央区中央2―5―1)が担当した。
 主な業務内容は現地踏査と対応方法検討など。
 現地踏査では、現況施設の状況、地形、地質、近接構造物及び土地利用状況等を把握し、併せて工事用道路、施工ヤード等の現地の状況を把握、整理する。
 一方、対応方法の検討では、17年度の検討結果や現況施設状況を踏まえ、排水機能確保の方策を複数案検討。ライフサイクルコスト、施工性、維持管理性等について比較し、最適案を選定する。最適案は検討委員会を設置し、委員会に諮問の上、決定する。
 方策の検討にあたっては、暫定対応を含めて検討を行い、現況土木施設への影響や改修済みの隣接機場との関連性、将来施設への移行などを考慮して実施する。k_times_comをフォローしましょう
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