倉敷市は、旧阿津保育園跡地に防災用備蓄倉庫兼配送拠点施設を2020年度に新築するため、9月補正予算案に保育園舎の解体工事費2440万円を盛り込んだ。20年度の債務負担行為として限度額3660万円を設定し、総額は6100万円。10〜11月ごろに解体工事を発注する。
解体する保育園の施設は、園舎(鉄筋コンクリート造平屋660平方b)、屋外便所(鉄筋コンクリート造平屋22平方b)、プール(12・15×5・3b)。所在地は児島阿津2ノ15ノ35)で、敷地面積2135平方b。
新築する拠点施設の規模は、鉄骨造平屋855平方b程度。非常食や飲料水などを常備する他、支援物資をパレット(320パレット程度)ごと収容可能にし、搬入・搬出がしやすい施設にする。
現在、綜企画設計(岡山市北区)が施設の基本・実施設計と保育園の解体設計を10月末の納期で進めている。20年4〜5月ごろに園舎解体工事を終え、6月にも本体工事を発注する予定。7〜8月ごろに着工、20年度中の完成を目指す。
「提供:建通新聞社」