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　鉄道建設・運輸施設整備支援機構大阪支社は２４日、小松市八日市町地内「北陸新幹線、小松駅新築」および、加賀市作見町地内「同、加賀温泉駅新築」を条件付一般競争入札で再公告した。いずれも、申請書および資料の提出期間は２５日から１０月２５日まで。開札は１１月２８日となる。
　競争参加資格は、規定の条件を全て満たす３者を構成員とする特定建設工事共同企業体で、要件は代表者および第２位の構成員は、大阪支社管内（北陸）「建築Ａ」の認定を受け、最下位の構成員は「建築Ｂ」に認定され、客観的・主観的事項の合計点数が１０００点以上、１１００点未満の者とするが、県内に本店を置く者は９５０点以上、１１００点未満となっている。
　代表者については、２００４年度以降に、元請けとして完工した規定の施工実績（鉄道駅本屋で延べ４０００平方メートル以上（旅客上家面積を含むことができる）の新築、増築または改築工事。鉄道営業線近接工事）を有する―など。
　工事内容は次の通り。
【小松駅新築】
　高崎起点３７２キロ５９０メートル付近での建物新築、給排水衛生消火設備および乗降場仕上げ。建屋は（１）駅本屋＝Ｓ造平屋建て約２２８０平方メートル（２）旅客上家＝Ｓ造平屋建て約６６２０平方メートル（３）清掃員詰所＝Ｓ造平屋建て約１１０平方メートル。工期は３２カ月間。設計はＪＲ東日本建築設計（東京）。
　主な資機材は、駅：生コン約６２０立方メートル、鉄筋約６０トン、鉄骨約１８７０トン、清掃員詰所：生コン約５０立方メートル、鉄筋約１０トン、鉄骨約１０トン。
【加賀温泉駅新築】
　高崎起点３８７キロ１２０メートル付近での建物新築、給排水衛生消火設備および乗降場仕上げ。建屋は、駅本屋＝Ｓ造平屋建て約２３００平方メートル、旅客上家＝Ｓ造平屋建て約９９００平方メートル。工期は３２カ月間。設計は、ジェイアール西日本コンサルタンツ（大阪市）。
　主な資機材は、駅：生コン約６７０立方メートル、鉄筋約１１０トン、鉄骨約２０２０トン。