徳島市は、「矢三西住宅解体設計業務」を佐藤建築企画設計(徳島市)に委託した。2020年2月7日までの期間で業務を進め、20年度早期の着手を目指していく。
矢三西住宅の新築(集約化)に伴い、計画地にある既設(付属の建物や外構なども含む)を撤去するもの。対象は11棟28戸延べ962平方bで、内訳は木造平屋が5棟10戸延べ423平方b(棟当たり84平方b)、コンクリートブロック造平屋が6棟18戸延べ539平方b(棟当たり89平方b)。
事業は、北矢三町3地内の矢三西住宅について、老朽化・耐震化対策などで建て替えを図るもの。現在、象企画(徳島市)で実施設計中。期間は20年2月末まで。規模等の詳細は現時点で明らかにされていないが、基本設計段階では、5013平方bの敷地に鉄筋コンクリート造4階建て延べ3400平方b程度の住棟(51戸程度)が見込まれている。
市は21年度末までに公営住宅の耐震化率を95%に高める方針を掲げており、これに合わせた整備進捗が図られる見通しだ。
提供:建通新聞社