建設新聞社
2019/09/19
【東北・宮城】隈研吾設計事務所に設計委託/志津川地区の道の駅整備
南三陸町は、志津川地区に観光交流拠点となる道の駅の整備を計画しており、今月5日に随意契約を行い、隈研吾建築都市設計事務所に基本・実施設計を委託した。
道の駅整備は、東日本大震災からの復興の一環として、地域の魅力・資源を対外的にアピールする「観光・交流拠点機能」と、地域住民の利便性向上を目的とした「地域交流拠点機能」を備えた施設として立案したもの。
設置場所は、志津川地区被災市街地復興土地区画整理事業地内の約3・2fの一部。国道398号沿いに位置し、さんさん商店街の北側に当たるところ。
施設規模はW造平屋建て、延べ1000平方b程度で、内部には震災伝承スペース、交通情報通信コーナーなどを設ける計画。また、駐車場は約100台分を配置する。基本計画および交通量調査はランドブレインが作成。
基本・実施設計の履行期限は2020年3月27日まで。20年度の着工、21年3月の道の駅認定を目指している。
なお、隈研吾建築都市設計事務所は17年に開館した同町のさんさん商店街の設計を担当している。
提供:建設新聞社