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　神奈川県によると、２０１９年度第１四半期に発注した条件付き一般競争入札工事の平均落札率が93・３％だったことが分かった。件数１３６件は総発注工事の８割以上を占めている。平均落札率を前年度同期と比べると０・07ポイントの上昇。前期（18年度第４四半期）比では０・26ポイントの上昇となった。工事系委託は２２１件のうち１８０件が条件付き一般競争入札で、平均落札率81・82％。前年度同期比、前期比とも０・63ポイント下落している。また、工事と工事系委託を合わせた発注総件数は前年度同期を１３６件上回った。
　19年度第１四半期に発注した件数は工事と工事系委託を合わせて３８３件。その内訳は、総務局３件、環境農政局34件、県土整備局２４１件、企業庁90件、教育局８件、警察本部７件となっている。
　このうち、発注工事件数は合計１６２件。条件付き一般競争入札案件は１３６件（環境農政局10件、県土整備局66件、企業庁53件、教育局３件、警察本部４件）だった。
　指名競争入札工事は15件（環境農政局６件、県土整備局４件、企業庁５件）を発注。平均落札率94・32％は、前年度同期比で０・23ポイント下落、前期比で１・24ポイント上昇している。
　随意契約工事の平均落札率は前年度同期比０・51ポイント上昇の97・01％。前期比では０・29ポイントの下落。発注件数11件の部局別内訳は県土整備局１件、企業庁10件。
　一方、工事系委託は合計２２１件。このうち、条件付き一般競争入札案件は１８０件で、総務局１件、環境農政局17件、県土整備局１４０件、企業庁18件、教育局１件、警察本部３件がその内訳。
　指名競争入札案件は県土整備局21件、企業庁１件、教育局３件の合計25件。平均落札率は82・２％で、前年度同期比２・21ポイントの下落、前期比０・４ポイントの上昇となった。
　随意契約は16件で平均落札率97％。前年度同期比で１・84ポイントの下落、前期比で12・78ポイントの上昇。件数の部局別内訳は総務局２件、環境農政局１件、県土整備局９件、企業庁３件、教育局１件。

提供：建通新聞社