郡上市は、長良川に架かる和合橋、中元橋、報徳橋、勝更大橋、稲成橋の5橋の利用状況調査を委託した。国道156号からの交通の円滑化を図るための調査の他、架け替えや補修、拡幅などの必要性なども含めた検討を行う。業務は三栄コンサルタント郡上支社(郡上市)に委託し2020年3月19日までにまとめる。20年度は事業化に向けた検討や手続きを行う考え。事業化されれば21年度以降に設計などに着手する見通しだ。
和合橋は、橋長79b、全幅員4・5b〜5・1b。橋梁形式は上部がPCT桁橋、下部が半重力式橋台とT桁橋脚となっている。
中元橋は橋長89b、全幅員4・5b〜5・1b。橋梁形式は上部が単純鋼トラス橋と単純鋼I桁橋、下部は不明となっている。
報徳橋は橋長75b、全幅員9・3b〜10・25b。橋梁形式は上部は2径間連続鋼箱桁橋、下部が逆T式橋台と張り出し式橋脚となっている。
勝更大橋は橋長109b、全幅員12b。橋梁形式は上部が鋼単純I桁橋、下部が逆T式橋台と壁式橋脚となっている。
稲成橋は橋長84・7b、全幅員6b〜6・6b。橋梁形式は上部は鋼I桁橋と鋼下路式トラス橋、下部が張り出し式橋脚と重力式橋台となっている。
提供:
建通新聞社