鹿児島市は、大明丘住宅の建て替えを進めている。既存住宅30戸の廃止が認められたことから、8号棟の解体を近く発注する見通し。跡地に新築する16号棟は、28日に本体設計の入札を予定しており、2020年2月にかけて進めたあと来年度以降に整備に入る方針だ。
同市では、市営住宅条例一部改正の件が18年第4回定例市議会で可決。既存住宅30戸の廃止が認められたことから、今年度に解体を行い、跡地には最後の6棟目となる16号棟(RC造5階一部4階建2183u・34戸)を整備する。
全体計画をみると、場所は大明丘3丁目。昭和40年代前半に整備した1棟30戸(RC造5階建て)の計9棟270戸を順次解体整地したあと、6棟198戸を機能的に配置する。これまでに5棟が整備済み。
このほか、玉里団地住宅は4棟の解体設計(イデア設計)に着手。15号棟(RC造5階建20戸)と16〜18号棟(同30戸)を対象に来年1月末の期限で進める。
同建て替えは、東ブロック(6棟)と西ブロック(8棟)の2期に分け、計14棟の建設を計画。1期目の東ブロック(295戸)は、1棟目の25号棟(RC造9階建81戸)が完成したほか、現在は2棟目の26号棟(同63戸)を進めており、今後は残る4棟の発注が待たれる。