9月定例県議会は12日、平井伸治知事が一般会計26億6700万円の補正予算案など15議案を提案した。会期は10月9日まで28日間。
主な補正内容は、園児の園外活動ルートの安全対策費として6200万円。緊急性の高い39カ所の県道交差点部に防護柵を整備する。西部総合事務所の新棟整備では、PFI事業者の選定支援アドバイザリー委託など800万円(債務負担行為〜21年)を盛り込んだ。
環境管理事業センターが計画する産業廃棄物最終処分場をめぐっては、地元住民説明に必要な地質調査設計の経費9600万円を計上し、同センターに支援する。また、智頭町大呂地区の地すべり対策費に1200万円を補正。土砂移動シミュレーションを実施する。
これら補正後の一般会計予算総額は3522億2300万円となる。このほかの議案は、7月末に入札した境漁港高度衛生管理型市場2号上屋新築1工区(大松建設・大協組・岩崎組JV)の工事請負契約など。
今後の議事日程は、代表質問が17日に自民党の川部洋議員、19日に会派民主の福間裕隆がそれぞれ行い、一般質問は24日から6日間。
日刊建設工業新聞