9日の県議会本会議で蒲島郁夫知事は「創造的復興の続投を求める県民の期待に応えるべきとの思いに至った。4期目に挑戦する」と声を上げ、次期知事選への出馬を正式に表明した。
代表質問で前川收議員は「熊本地震からの創造的復興を成し遂げ、次の4年間は、人口減少問題や地方創生という極めて難しい課題に立ち向かわなければならない。多くの県民が、引き続き蒲島県政を求めている」と話し、決意を尋ねた。
蒲島知事は「熊本は今、熊本地震という危機的状況を乗り越え、創造的復興を通して更なる発展を目指している。オール熊本で取り組んできた政策を、ここで緩めて良いのだろうか」と話し、4期目への挑戦を宣言した。
さらに「これから立ち向かう創造的復興から地方創生への移行という課題は、容易に解決できるものではない。だが『政治は可能性の芸術。不可能を可能にする』ということを信じて、県民と共に必ずこの困難を乗り越え、県民総幸福量の最大化を達成する」と力を込めた。
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