上越市は16日までに、「新上越斎場建設事業民間活力導入可能性調査業務委託」の公募型プロポーザル(参加2者)で、最優秀提案者に建設技術研究所を特定した。
上越斎場改築基本構想の策定に当たり、民間活力導入の可能性を調査し、適切な事業手法を見出すことが目的。新施設は、約2000−3000平方メートルとし、火葬炉6基、動物炉1基を備え、内部には待合室、多目的室、告別室、収骨室、待合ホール、幼児遊び場などを設ける。場所は既存施設隣接の大字居多地内。
企画提案では「業務の実施に当たっての基本的な考え方および実施方針」、「新上越斎場の建設予定地における民間活力を活用した望ましい施設整備と既設の頸北斎場を含む斎場施設の運営を踏まえた適切な事業手法の選定」、「民間事業者の参入意欲調査に係る具体的手法」を求めていた。随意契約額は694万円。履行期限は20年3月13日まで。
順調にいけば、20年度から2カ年で設計および造成工事を行い、22年度の着工、24年度の供用を目指す。現行施設の解体は24年度から2カ年を想定している。