宿毛市は9日、統合保育園を新築するため、基本設計と実施設計者選定に向けた公募型プロポーザルを公告した。参加意向申出書の提出期限は24日。書類による一次審査を10月8日まで行い、原則として5者以内に絞り込んだ後、10月31日締め切りで技術提案書を求める。プレゼンテーションやヒアリングによる二次審査は11月上旬に実施、11月15日に結果を通知し、11月26日までに契約する予定。
参加条件は、県内事業者(支店、営業所を含む)単体または県内の事業者を含む設計共同企業体で、代表者は09年度以降に延べ床面積500平方b以上の保育園建設の設計実績などを求める。
建物の想定延べ床面積は約2400平方b。構造は基本設計で決定する。敷地面積は9100平方b。予定工事費は11億円(駐車場等付帯設備を含む)。
今後は基本・実施設計を21年1月8日納期で進め、21年1月に本体工事を発注、22年4月の開園を目指す。
南海トラフの巨大地震に備え、浸水区域にある中央保育園と咸陽保育園を高台に移転し、安心で安全な地域に根ざした豊かな保育環境を整備を目指す。場所は小深浦。
同じ敷地には新庁舎も建設、現在、基本・実施設計中で、保育園と同じスケジュールで工事が進められる予定。
提供:建通新聞社