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建通新聞社四国
2019/09/13

【高知】須崎市 図書館建設へ年度末に構想

 須崎市は、新図書館など複合施設の建設を計画しており、2019年度末に基本構想と建設構想をまとめる。これらの構想に基づき20年度以降、基本計画を策定し大まかな施設規模や予定工事費などを決める。建設地については旧須崎高校跡地や旧ショッピングセンターゆたか跡地、JR須崎駅などの候補があり、今後検討を進める。
 現段階で想定している施設概要は、おおむね1500平方bの規模で12万冊の蔵書数を誇る図書館の他、会議室、多目的室、調理室、事務室、展示保存スペースなどがある。
 建設候補地については、旧須崎高校跡地は既存建物の活用、旧ゆたか跡地は既存建物の活用または新築整備、JR須崎駅では駅機能と合わせての新築整備といった課題がある。今後の検討で新たな候補地が加わることもあるという。
 既存の図書館は須崎公民館に併設しているが、占有面積が225平方bと狭く、ほとんどが開架スペースで蔵書数は約3万7000冊にとどまっている。また1967年建設で施設の老朽化も進んでいる。そのため文化の拠点、市民の交流拠点となる新たな施設を建設する計画を進めている。
 建設構想策定に向けては、17日までの提出期限で公募型プロポーザルを公告、11月13日に最終審査を実施し、委託業者を選定する。

提供:建通新聞社