浜松市は、福祉交流センター(中区成子町140ノ8)の大規模改修を計画しており、9月補正予算案に設計費として5983万円を計上した。10月下旬に制限付き一般競争入札で委託する予定だ。
計画では、改修工事と合わせて長寿命化、つり天井落下防止工事も行う。受変電や発電、給排水、空調などの設備関係、エレベーター3基を更新する他、内装改修を行う。工事は、市内にあるホールの利用状況を考慮し、建設が進む北区新都田の(仮称)市民音楽ホール完成後の2021年3月ごろに着手。22年7月の完成を目指す。
同センターの規模は、鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ8958平方b。地下に中央監視室、1階に事務室や大ホール、2〜4階に会議室、5階に練習室などがある。16年度から5カ年計画で改修工事を進めてきたが、工事により想定を超える騒音や停電が発生。貸し館業務に及ぼす影響が大きいため、当初の計画を見直し新たな設計に基づき集中的に工事を行うことにした。
提供:建通新聞社
(2019/9/13)
建通新聞社 静岡支社