北海道建設新聞社
2019/09/12
【北海道】道の3定補正予算案 工事請負費は39億円
道は、10日開会の第3回定例道議会に提出した補正予算案で、工事請負費に38億8274万4000円を計上している。建設費が全体の8割以上を占め、道路新設改良に最多の15億5200万円を充てる。閉会日となる10月4日に議決を受ける予定だ。
3定補正予算案は一般会計100億1474万6000円、特別会計3億3585万5000円の総額103億5060万1000円。
工事請負費は予算の款別で総合政策費、水産林務費、建設費、教育費、災害復旧費にそれぞれ盛り込んでいる。建設費が全体の83.7%に当たる32億4800万円となっており、このうち15億5200万円の道路新設改良費が最も多い。道路整備費が6億2700万円、河川改良費が6億円で続いている。
款別では総合政策費が3億4500万円で建設費に次いで多く、全額地域戦略費として計上。地方創生対策推進費を活用し、北の森づくり専門学院の整備に充てる。
3定補正予算案の工事請負費は次の通り。
◇総合政策費▽地域戦略費(3億4500万円)
◇水産林務費▽漁港海岸保全費(5510万円)▽治山事業費(1億6900万円)
◇建設費▽道路整備費(6億2700万円)▽道路新設改良費(15億5200万円)▽河川改良費(6億円)▽砂防費(2億3000万円)▽海岸保全事業費(2億3900万円)
◇教育費▽特別支援学校建設費(3564万4000円)
◇災害復旧費▽治山災害復旧費(3000万円)