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滋賀産業新聞
2019/09/12

【滋賀】近江八幡市 武佐老蘇線連絡道路蛇砂川の橋梁詳細設計

 近江八幡市は、計画している「武佐老蘇線連絡道路」について今年度、改修工事が進められている一級河川・蛇砂川に架ける橋梁の詳細設計に取り組む。4日、同業務の一般競争入札を公告、17日に入札を執行し委託業者を決定、年度末を目途に業務を取りまとめる予定。
 武佐老蘇線連絡道路は、国道421号を起点に学校給食センターや市営武佐団地、武佐コミュニティーセンターの建設に合わせ整備した市道長光寺武佐線の終点(同市武佐町)を起点に北進、西生来町内の農地を通過し、同市安土町西老蘇との字界となる県道小脇西生来線に連結する市道を新設するもの。延長約1・2qで、幅員は車道(3b×2車線)に片側歩道(3・5b)の全幅12・5bで計画。
 17年度に予備設計(担当=近畿設計測量梶j、18年度に詳細設計(担当=湖北エンジニアリング梶jと地質調査(担当=轄蒼y地建)を進めてきた。
 今年度発注する橋梁詳細設計は、18年度の道路詳細設計業務に含めた橋梁予備設計の成果を基に、詳細構造を経済的かつ合理的に設計し、工事発注時の図面・数量をとりまとめ報告書を作成する。
 予備設計で決定している橋梁の規模と形式は、橋長43・4b、全幅員13・5bで、上部工は鋼単純非合成鈑桁、下部工は逆T式橋台2基(場所打杭φ1200・左岸L9b×8本、右岸L9・5b×10本)となっている。
 なお、同市では、今年度の橋梁詳細設計に続いて、20年度には用地測量を発注し用地買収に取り掛かるものと見られ、順調に行けば21年度以降からの着工が見込まれる。

提供:滋賀産業新聞