学校法人北都健勝学園(村上市上の山2番16号 的場巳知子理事長)は、「新潟リハビリテーション大学新校舎整備計画」を、設計・施工一括のプロポーザルで公告した。
提案書は30日に提出し、10月3日のヒアリングを経て15日に優先交渉権者が決定する予定。主な資格は新潟県内に本店または支店を有し、建築一式工事A級で総合評点が1600点以上、1級建築士事務所の登録など。
計画によると、法人所在地の校舎が老朽化していることから、複数棟を建て替えるもの。A棟(医療学部実習棟、4階建て)▽B棟(医療学部講義棟、2階建て)▽C棟(同、2階建て)▽D棟(同、3階建て)▽E棟(大学院棟、2階建て)−の計5棟で、校舎面積は7028平方メートル。校地面積は約1万6000平方メートル。工事概要は新設校舎の規模は延床面積2000平方メートル程度(階数・構造は提案による)のほか、階段教室、教室、研究室、実習室など。また、電気および衛生、空調の各設備や外構、既存A棟の解体工事が含まれる。設計および施工期間は、10月下旬から21年10月下旬を予定している。
基本計画は、ダム・プランニング(新潟市中央区東出来島)が担当。
法人は新潟リハビリテーション大学のほか、新潟看護医療専門学校(新潟市西区)、同村上校を運営し、地域の社会貢献、人材育成に力を入れている。