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建通新聞社(東京)
2019/09/06

【東京】都 国立北三丁目団地、基本設計委託へプロポ手続き

 東京都住宅政策本部西部住宅建設事務所は9月6日、「都営中高層住宅国立北三丁目団地(仮称)基本設計」の委託先選定に向けたプロポーザル手続きを開始する。老朽化している既存アパート15棟を解体し、その跡地に6棟約310戸の住宅を新築する計画。20〜26日に参加表明書と技術提案書を受け付ける。提案内容の審査とヒアリングを行って設計者を特定し、11月7日の見積もり合わせを経て業務を委託する。
 国立北三丁目団地は、1971年から88年にかけて建設した国立北三丁目アパート(国立市北3ノ25他)を建て替えて整備する。既存の住棟は18棟(306戸)あり、このうち88年建設の3棟(16〜18号棟、計54戸)を除く15棟252戸を解体し、その跡地に鉄筋コンクリート造で6棟約310戸の住宅を建設する。付帯施設として集会所や駐輪場、駐車場、ごみ容器置き場などを整備する。
 建て替え対象の事業区域は約5000平方b。敷地の用途地域は第1種中高層住居専用と近隣商業で、建ぺい率はそれぞれ50%と80%、容積率は150%と300%。
 基本設計の納期は2020年6月17日。参考業務規模は約800万円(税込み)。

提供:建通新聞社