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北海道建設新聞社
2019/09/05

【北海道】投資的事業に49億円 道の3定補正案

 道は3日、10日開会の第3回定例道議会に提出する補正予算案を発表した。総額は103億5060万1000円で、うち一般会計に100億1474万6000円、特別会計に3億3585万5000円を計上。2020年開校の北の森づくり専門学院(北森カレッジ)の整備費として3億5464万7000円を盛り込んだ。投資的事業は、特別対策事業費と公共関連単独事業費を合わせて49億円を措置した。

 北の森づくり専門学院は、21年度に供用する新校舎(W造、2階、延べ1400u程度)を旭川市内の林産試験場隣に整備する。校舎増築と外構整備合わせて6億6679万2000円を債務負担行為に設定する。

 投資的事業の内訳は、特別対策事業が38億円、維持補修中心の公共関連単独事業が11億円。特別対策事業を事業別で見ると、道路が22億700万円、河川が13億5000万円、治山が2億4300万円となっている。

 また、農地耕作条件改善事業費11億4600万円を計上。北海道胆振東部地震の被災3町が実施する営農用水施設の改修などを支援する。実施箇所は厚真町が13地区、安平町が6地区、むかわ町が4地区の計23地区となっている。特別支援学校整備には6100万円を追加し、札幌養護、美唄養護、北見支援の教室の内部改修などを実施する。産地パワーアップ事業には21億1390万8000円を計上した。

 女満別空港の運営を民間委託するに当たり、滑走路や誘導路、庁舎など対象施設の道の費用負担分に関して、ことし10月から30年間で112億5630万円の債務負担行為を設定する。