八代市の新庁舎建設工事が、前田建設工業・和久田建設・松島建設JVに決まった。制限付一般競争入札で8月22日に開札し、同JVの1社が参加していた。落札額は118億円(税抜)。議会承認後に正式契約する。
新庁舎は、S造一部RC造・CLT・免震構造、地下1階地上7階建てで、延床面積2万7151平方b。市民の窓口機能を1・2階に集約し、3階執行部、4・5階執務フロア、6階議会フロアとなる。エレベータ4基を設置し、1・2階をつなぐエスカレーターも1カ所造る。地下は公用車駐車場等。床スラブの一部に採用するCLTは地元産材で賄う計画。完成は2021年10月の予定。
入札にあたっては、参加資格を建築一式工事の2者か3者による共同企業体とし、総合評定値1500点以上の代表者と、市A等級の構成員で組むよう指示していた。予定価格は118億965万2000円、最低制限価格は106億2868万6800円だった。
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