ベルセレマ(金沢市松島1丁目30番地、齋藤秀麻呂代表取締役)が計画している「(仮称)マリアージュ金沢増築工事」は、北斗工業エンヂニアリング(大阪市中央区)の施工で2020年1月に着工する。
建設規模は、S造2階建て延べ1794・64平方メートル(建築面積1371・82平方メートル)。高さは11・40メートル。増築後の延べ床面積は2082・08平方メートル(同1659・26平方メートル)となっている。場所は同市松島1丁目30番の現在地で敷地面積は6611・08平方メートル。完成は来年10月15日を予定している。設計は飛世アトリエ一級建築士事務所(東京都世田谷区南鳥山)が担当している。
マリアージュ金沢は1988(昭和63)年8月、金沢玉姫殿として開業。単独のチャペルとしては県内最大級の広さを誇る「シャペル・ダ・ムール」などを有していたが、競合激化やニーズの多様化に対応するため、リニューアルを決めた。6月末から一時休館に入り、北斗工業エンヂニアリングで7月末から既設建物の解体作業に入っており、年内には完了する。
新施設では、秘境のリュクス(豪華)なオリエンタルリゾートウェディングをイメージし、金沢の街にありながら、別世界、楽園が広がるものになるという。来年秋にグランドオープンさせる。