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　国土交通省中部地方整備局は、９月３日付で営繕関係の発注の見通しを公表し、企画競争方式の役務に「名古屋第４地方合同庁舎ＰＦＩ事業基本資料作成業務」を追加した。簡易公募型プロポーザル方式で予定していた業務を変更したもので、９月中旬の公告を予定している。
　同業務は、２０２０年度に新規事業化する「名古屋第４地方合同庁舎」の建設をＰＦＩで発注するため、財務・法務分野の情報収集、条件整理、各種基本資料作成などを行うもの。履行期間は約４カ月をみている。
　名古屋第４地方合同庁舎の計画規模は鉄骨鉄筋コンクリート造地下２階地上９階建て延べ１万９４５７平方�bを想定。中部経済産業局の他、東海農政局、中部近畿産業保安監督部、中部地方環境事務所など、名古屋市内に分散する国の庁舎を集約する。
　建設地は名古屋市中区三の丸２ノ５ノ２で、敷地面積５８６９平方�b。同地には現在、中部経済産業総合庁舎があり、同庁舎を解体して建設することになる。
　官庁営繕事業の新規事業採択時評価では、総事業費を91億円と想定。事業期間は20〜25年度としている。

提供：建通新聞社