令和3年(2021年)に甲賀市「鹿深夢の森」で開催される第72回全国植樹祭において、天皇陛下の野外休憩所として使用される『お野立所』の建築設計案をコンペで選定することが決まった。公益社団法人・滋賀県建築士会(山本勝義会長)が実施するもので、スケジュールは9日に詳細を同会ホームページに掲載、10日から27日までエントリーシート(参加表明書)を受付、11月11日までに設計案の提出を受け、同月下旬の審査委員会で3案を選定。最終案は同植樹祭滋賀県実行委員会で決定される段取りとなっている。
設計コンペの対象となる『お野立所』は、全国植樹祭のメインステージに設けるもので、木造・70平方b程度。
コンペ参加資格は、▽滋賀県建築士会の会員であること(管理建築士又は所属建築士の1人以上)▽滋賀県内に主たる事務所のある建築士事務所であること(専業・兼業を問わない。2〜3社程度の企業体でも可、但し企業体の場合は全ての建築士事務所の名簿を提出することが必要)。
なお、審査委員会のメンバーは、滋賀県土木交通部建築課長、滋賀県建築住宅センター理事長、びわ湖放送社長、滋賀県木材協会会長、滋賀県建築士会会長―以上5名。
提供:滋賀産業新聞