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建設新聞社(長崎)
2019/09/04

【長崎】クルーズ船修繕拠点化へ連絡調整会議設立

国内初のクルーズ船修繕拠点目指し関係者が連携関係機関代表者ら


 長崎港におけるクルーズ船修繕事業の拠点化に関する関係機関連絡調整会議が設置され、第1回会議が長崎市役所で28日に開かれた。
 国際クルーズ拠点の形成と連携した、長崎の主力産業である造船業を生かした国内初のクルーズ船修繕事業の拠点化をめざし、設置したもの。国土交通省(九州地整・九州運輸)・県・長崎市・長崎商工会議所・三菱重工梶E三菱重工エンジニアリング梶E長崎国際観光コンベンション協会で構成。第1回会議には国土交通省港湾局から林健太郎産業港湾課クルーズ振興室長も参席した。
 三菱重工鰍ノよると現在、アジアにおける客船修繕拠点はシンガポールのみ、北方アジア航路には存在せず、上海を発着港とする船もシンガポール(往復14日)で修繕を行っている状況。長崎は1拠点でハイブリッド機能(ターミナル・港湾・造船所)を有することでアジアの主要ターミナルとして機能できるとした。同日、あいさつに立った田上富久長崎市長も「2バース化の機運も高まっており、同時進行すべき」として意欲を見せた。
 三菱重工鰍フ所有するドックでは、現況でも世界最大規模の客船を受け入れ修理できる能力を持っている。ただし修理受入については、増加する作業員の居住地等といった受入体制の構築など、県市の助力を必要とする課題もあり、今後3カ月に一度のペースで実務者会議を実施、課題の洗い出しや整理、対応等を協議していく考え。香焼工場での現地視察












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