東温市は、(仮称)東温スマートインターチェンジ(IC)アクセス道路の交差点測量設計を長大松山事務所(松山市)に委託した。期間は2020年1月31日まで。今後、測量設計、用地交渉、工事着手などを経て23年度の供用開始を目指す。
東温スマートICは、松山自動車道川内ICと松山IC間に計画されており、市がこれまでに実施計画書をまとめ、昨年8月に国から新設許可を受けて、西日本高速道路など関係機関と連携しながら地元協議などを進めてきた。
このほど市が委託した交差点測量設計は、国道11号と市道が交わる田窪、北野田2カ所の交差点に、市道から国道11号へ車両が流入する右折レーン計3本を設けるもの。スマートIC設置で交通量の増加が見込まれることから、渋滞緩和のため市道に右折レーン新設が計画されている。
右折レーンの概要を見ると、田窪交差点と交わる市道には北側と南側の計2本、合わせて延長220b、北野田交差点は南側市道に1本、延長90b。
場所は田窪。スマートIC1日当たりの計画交通量は約4000台。
スマートIC設置場所の周辺には重信工業団地、愛媛大学医学部附属病院、陸上自衛隊松山駐屯地などが立地している他、市土地開発公社が21年度の分譲開始を目標に新たな工業団地の整備を進めている。
提供:建通新聞社