高松市は、ことでん新駅(太田〜仏生山駅間)整備に伴う駅前広場整備事業について、2019年度内の都市計画決定を目指している。
太田〜仏生山駅間の新駅整備は、県道太田上町志度線と、ことでん琴平線との交差部の多肥上町に整備。これに伴い高松市では駅前広場を整備するため、実施設計を中央測建(高松市)に委託し進めている。19年度内に都市計画決定を受け、物件調査を外注、20年度以降で用地取得に着手、埋蔵文化財発掘調査を経て工事を発注する計画。
基本構想では駅前広場に、バスバース(7バース、東側・乗降場4バース、駐機場2バース、西側・乗降場1バース)、タクシーベイ2台、送迎用駐車場5台(うち身障者用など1台を確保)、駐輪場800台などを整備する。詳細は都市計画決定などの手続きを経て決める。
駅舎整備については、基本協定締結後に高松琴平電気鉄道(ことでん)が実施設計を19年度に発注、20年度から用地取得を進める予定。鉄骨造の地上駅で相対式プラットホーム(延長85b)を整備。駅管理施設(事務所・休憩室、約20平方b)や便所(男性・女性・多目的、約30平方b)を整備する。
提供:建通新聞社