日本工業経済新聞社(群馬)
2019/08/30
【群馬】法面保護協会群馬県部会が夏の相互安全パトロールを開催
全国特定法面保護協会関東地方支部群馬県部会(設樂雅之幹事長)の安全委員会(橋範行委員長)は29日、夏の会員相互安全パトロールの実施結果報告会を行った。7月25日〜8月28日に5つの現場をパトロールしており、注意点や優れた点について報告会で共有、防災意識の向上に努めた。
冒頭、橋委員長は「われわれが行っている法面工事は自然災害の防災において重要な役割を持っている。だからこそ現場の安全対策を行わなければならない。きょうの報告会の内容を各社各現場に生かしてほしい」と呼び掛けた。
続いて設樂幹事長が「自然災害が各地で発生しており、命を守る行動の大切さがニュースなどで訴えられている。自然災害を食い止めるためにもわれわれは安全に工事を進めなければいけない」とあいさつした。
現場パトロールは1カ所につき1班が担当して実施。現場の状況や聞き取り内容をまとめて各班が報告を実施。現場が見渡せる箇所にカメラを設置し、受発注者がいつでも見られるようにすることで、大雨時などで迅速に状況を確認できるようにしている事例などが報告された。
このほか、細やかな熱中症対策や空調服の活用などについて意見を交わし、安全で快適な現場環境の構築に向けて協議した。