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滋賀産業新聞
2019/08/30

【滋賀】大津市 大津クリーンセンターの解体撤去

 大津市は、大津クリーンセンター(大石中6丁目)の解体撤去工事を計画しており、設計業務を年度内をメドに取りまとめる。
 工事発注については、20年度中を予定しており、2ヵ年での完了を目指す。
 所管の施設整備課によると、同センターの解体撤去後の跡地は、隣接する同市企業局所管の元汚泥施設の土地(解体撤去済み)があり、同施設の解体撤去後に併せて利用することも含めて、今のところは未定。
 計画によると、解体撤去となる同センターの焼却施設は、処理能力75d/日(1基)の全連続燃焼式ストーカ炉として、83年(昭和58年)11月に竣工、操業を開始し、14年(平成26年)3月31日でごみ焼却処理の操業を終了。付帯施設として破砕施設と再資源化施設が、20年(令和2年)3月31日をもって操業を終了する予定。
 解体主要対象施設として、焼却施設(全連続燃焼式ストーカ炉)、破砕施設(25d/5時間/横軸高速回転式)及び再資源化施設(かん類9d/5時間・びん類12d/5時間・PET2・5d/5時間)や計量棟等で、同センターの解体撤去工事を行うにあたり、土地履歴調査の実施及び18年度に実施した「大津クリーンセンター解体に係るダイオキシン類分析業務」及び「大津クリーンセンターアスベスト調査業務」の結果を踏まえ、本仕様書に基づいて、委託対象施設の解体撤去工事の発注仕様書作成を行うもの。
 また、今回の解体撤去工事発注仕様書を作成することが解体設計となり、そのなかで解体計画、地下埋設物(浄水槽・汚水管等)取り合い、解体後の跡地形成方針等に着手し、周辺環境へも十分配慮した解体撤去、埋め戻し及び整地を行うことを目的とする。
 なお、同業務は中部設計滋賀営業所(湖南市)が担当している。

提供:滋賀産業新聞