新潟県企業局は27日、水島鉄工(阿賀野市京ヶ瀬工業団地3610番地155 南秀樹代表取締役社長)が、阿賀野市の県営東部産業団地に進出する、と発表した。
新工場を建設するもので、想定する建設規模はS造平屋建て延べ約5500平方メートル。場所はかがやき地内の2−1区画(藤中工業隣接地)の敷地面積2万4913・64平方メートルとなっている。設計は藤田設計(新潟市中央区上所)が担当し、早ければ9月にも設計を完了する。着工は20年春ごろを予定し、秋ごろの稼働を目指す。設備投資額は約9億円で、新規雇用者数は5人を見込む。
水島鉄工は1908年に創業。水管橋をはじめ、塗覆塗鋼製異形管、ステンレス鋼製異形管、道路情報施設鋼構造物、照明ポール、各種タンク・プラント機器等の設計、製造、販売を手掛けている。当初は、本社敷地内で第3工場の増築を計画していたものの、設計条件などを踏まえて計画を断念し、新工場建設に切り替えた。
きょう29日には、県庁で進出協定および土地売買契約を締結する。