トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(中部)
2019/08/09

【岐阜】飛騨市の壱之町線電線地中化

 飛騨市は、壱之町線の電線地中化に伴い引き込み管設計を9月下旬に委託する。工事は本管と併せて2020年1〜2月に地中化工事を発注する予定。
 壱之町線の壱之町5ノ5〜末広町2ノ17までの延長560bの電線を地中化するもので、引き込み管は地上の電線を地下に引き入れる部分となる。設計では、設置位置や各施設との接続方法などの他、引き込み先の住民や関係事業者などとの調整も行う。
 工事は19〜21年度の3カ年に分けて発注する。その後、22年度に電柱を除却し、23年度に美装化(舗装)する。美装化完了までの概算総事業費は約4億6000万円、電線地中化工事の概算事業費は約2億6000万円を見込んでいる。
 19年度分は、年明けの1〜2月に発注する。しかし積雪期間は施工できないため、契約後から現地調査や資材の調達などを整える。同契約を20年度に繰り越し、20年5月に着工する予定。地中化する本管と引き込み管は同時に施工することも検討している。工期は約6カ月間となる。
 地中化本管の設計はトーエネック高山営業所(高山市)が担当した。
 その他、19年度内に他路線の無電柱化事業計画を庁内で策定する。対象は、大横丁線、三之町線、二之町線の3線。整備スケジュールなどの将来計画を策定する。

提供:建通新聞社