園芸用品やニッパー型爪切りなどの家庭用品の製造・販売を手掛ける諏訪田製作所(三条市高安寺1332番地 小林知行代表取締役)は、本社隣接地に新工場を建設する。施工は中央建設が受注し、近く着工する見通しだ。
計画では、既存の倉庫や工場(3棟構成で総延べ床面積は2100平方メートル)が手狭であるほか、これまで複数に分かれていた工程を1カ所に統合して業務の効率化を図るため、新たに約1万1000平方メートル程度の土地を取得し、新工場を建設するもの。規模はS造2階建て延べ2500平方メートルで、完成は20年5月を予定している。
新工場は、自然豊かな里山と共存する工場をコンセプトに、山すその傾斜地を利用して建設する。フロアには、広々としたスペースを確保した新ショップを設けるほか、オフィスや従業員スペースを集約。さらに、社員食堂やミーティングルーム、フィットネスなども備え、従業員にも働きやすい環境を整える。
設計は熊倉建築事務所(三条市東三条)が担当した。