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建通新聞社四国
2019/08/20

【高知】高知県教委 東部拠点校設計プロポを再公告

 高知県教育委員会は9日、「東部地域拠点校」の基本設計の公募型プロポーザルを再公告した。参加申込書の提出期限は8月30日正午。9月11日締め切りで企画提案書を求めた後、18日に審査委員会を開き、9月下旬に審査結果を通知する。
 東部地域拠点校の基本設計を巡っては、6月3日付けで公募型プロポーザルを公告していたが、参加申込書を提出した業者が資格要件を満たしていなかったため中止し、改めて募集することとなった。前回と参加資格などは変わっていない。
 資格要件は、県内に本社・本店を置く建築士事務所を含む共同企業体(JV)。代表者は2009年度以降に国内で高校または中等教育学校の校舎(対象床面積5000平方b)の新築、増築、改築工事の設計を完了した実績。統括責任者は自身が一級建築士の資格を持つとともに、同様の施設で対象床面積3000平方b以上の校舎の設計業務を完了した実績を持つ主任技術者(意匠担当)を専任として配置することを求める。
 安芸桜ケ丘高校の既存本館棟、体育館、部室、駐輪場、渡り廊下を解体し、延べ床面積を増やした新校舎と体育館を建設する。想定規模は新校舎が鉄筋コンクリート造5階建て延べ5481平方b。新体育館が同造3階建て延べ3746平方b。解体、外構、既存校舎の改修を含めた概算工事費は約37億5700万円(税込み)。
 基本設計の期間は2020年3月20日まで。20年度に実施設計を進めた後、22年度中の完成を目指し工事を順次発注する。
 東部地域拠点校は、安芸中・高校と安芸桜ケ丘高校を統合し、安芸桜ケ丘高校の場所に設置。1学年当たりの入学定員は中学校60人、高校200人。場所は安芸市桜ケ丘町784。

提供:建通新聞社