中野区は、鷺宮小学校と西中野小学校の統合校で基本計画を策定した。校舎の規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ1万0230平方㍍に確定し、道路を挟んで南側と北側に配置する。基本・実施設計は日総建(渋谷区)が担当し、2020年度末までに完了する。
学校再編計画の一環として統合し、第八中学校跡地の鷺宮4ノ7ノ3に整備する。校舎の規模は、道路を挟んで北側校舎が延べ7370平方㍍、南側校舎が2860平方㍍を予定。普通教室18室、特別教室6室、多目的室、ランチルームや事務室、特別支援学級4室などを配置する。
屋内運動場(864平方㍍)は1階と2階、プール(25㍍×6コース)は屋上に整備する。建物の階高は3・1㍍。屋上に太陽光発電を設置する。また、キッズルーム(学童クラブ、活動室、乳幼児室)と図書館を南側校舎に設け、地域住民に開放する。
校庭は面積が4380平方㍍。120㍍トラックと50㍍の直線コースをそれぞれ6レーン設ける他、全面人工芝で校舎と運動場で靴を履き替えない一足制を採用する。現在の児童数は両校合わせて524人となっており、数年は漸増する見込み。
今後は19~20年度に基本・実施設計を実施し、20年度に現在の第八中学校を解体。21~22年度に新校舎を建設し、23年度の開校を目指す。
既存校舎は鷺宮小学校が鉄筋コンクリート造3階建て延べ4920平方㍍で、1959年の建設。所在地は鷺宮3ノ31ノ4。西中野小学校は鉄筋コンクリート造3階建て延べ5300平方㍍。62年の建設で所在地は白鷺3ノ9ノ2。
提供:建通新聞社