浜松医科大学は、官民連携で実施する同大学宿舎施設および事業者提案施設の建設について公募型プロポーザルを実施し、杏林堂(浜松市中区)と飯田組(浜松市東区)、大岡成光建築事務所(浜松市浜北区)で構成するグループを優先交渉権者に決めた。建物管理と運営は杏林堂、施工は飯田組、設計は大岡成光建築事務所が担当する。
同グループの提案によると、宿舎施設は既設のH棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ1260平方b)とI棟(同478b)、J棟(同1272平方b)、K棟(同1260平方b)解体後の跡地に、鉄筋コンクリート造3階建て延べ1037平方b(1K・2LDK24戸)の研修医・留学生用宿舎と、同4階建て延べ2452平方b(1K80戸)、同5階建て延べ2254平方b(2LDK40戸)の職員用住宅を建設する。9月から解体に着手し、2021年8月までに3棟全てを建設する。
事業者提案施設は、付属病院正面ロータリー東側に鉄筋コンクリート造3階建て延べ585平方bの建物を建設し、1〜2階を薬局、3階を研修施設とする。20年2月の着工、9月の完成を予定。
この他、既設の半田山宿舎1号棟(鉄筋コンクリート造5階建て延べ1108平方b)と2号棟(同968平方b)、3号棟(同956平方b)を解体して跡地を駐車場とする。収容台数は168台。21年12月の解体着手、22年8月の完成を予定している。
同大学の所在地は浜松市東区半田山1ノ20ノ1。
提供:建通新聞社
(2019/8/9)
建通新聞社 静岡支社